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AYA世代乳がんになる

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アイキャッチは内容とは全然関係ないけど少し前に友達とバレンタインフェアで食べた紅茶のジェラート。映えてるし美味しかった〜。

ブログを始めてから久しぶりすぎる更新。自分の起こったことを受け入れ発信するのには時間がかかりました。

2022年2月4日ワールドキャンサーデーの今日、一人でも多くの人がこの記事を読んで乳がんをはじめとするがん検診や健康診断に行くきっかけになればと思います。

 

37歳の秋、非浸潤性乳菅がんになりました

不妊治療を始めるのをきっかけにはじめて行った乳がん検診。

現在60代の母親も50歳の時に乳がんにかかっていたので罹患のリスクも高まるのでいつかはちゃんと検診を受けないとなと思いながら先延ばしにしていたんです。

 

ただ何となく左胸の乳輪の近くにしこりがあるような気がしていたけどまさか自分は大丈夫やろう・・・と思ってました。

 

詳しくはまた時系列で記事にしようと思いますが、検診の時点で乳がんだと診断された訳ではありません。

良性腫瘍の摘出手術の後の取ったものが何だったのか詳しく調べる病理検査で分かったのです。

 

最初の検診の触診、エコー検診で何かしらの腫瘍はありますと言われその日すぐに穿刺吸引細胞診をしてもらいました。

その結果はグレーゾーンの境界悪性。良性とも悪性とも判断できないのでさらに針生検をしてもらうことに。

それもまた結果もはっきり良性と判断のつかない境界悪性。

『おそらく良性腫瘍だとは思うが大きくなる可能性があるので、安心して妊活をするためにも手術でとってどういうものか調べた方が良い』

と乳腺クリニックの先生に言われ乳腺外科のある総合病院へ。

 

エコー画像や細胞診で取った細胞のプレパラートなどももう一度見てもらい

『95%は良性のもので経過観察でも良いとは思いますが、念のためとってスッキリしておきましょう』と言われ手術をすることにしました。

取った腫瘍の病理組織検査の結果、ステージ0の非浸潤性乳管がんだったとやっと診断がつきましたがしこりの正体がわかるまで長かった・・・

最初の乳がん検診受診から手術して乳がんだと診断されるまで約3ヶ月。

 

先生からは手術していなかったらこんなに早期発見できなかったかもしれない、もしくは最悪もっと進行して転移したりステージの進んだ状態になっていたかもしれないと言われました。

 

一人でも多くの人に乳がん検診に行ってもらいたい

非浸潤性乳管がんというのは乳房の中の乳汁を作って分泌する乳腺組織のいちばん末梢部分にある乳管内で留まっている超初期の乳がんのことです。

血管やリンパ節にがん細胞が浸潤していないので転移したり広がってはいない状態なのです。適切な治療を行えば、転移や再発することはほぼ無いと言われています。

 

ガンは早期発見出来れは治療で治すことも、完全に取り切ることは出来なくとも

治療しながら長生きすることが出来るようになってきています。

女性の14人に1人が乳がんに罹患する中で、私のように39歳以下のAYA世代(15歳〜39歳の思春期・若年成人のことをいう)は乳がん患者全体の5%割合だそうです。

 

そんな少ないAYA世代の方や、心配だけど検診は痛いと聞くから行くのに躊躇しているという人たちに少しでも私の経験が役に立てば良いなと思い、これから少しずつブログにしようと決めました。

 

病気は怖いけどそれを見て見ぬふりや、無知でいること、見過ごしてしまって大変なことになることの方が怖い。

腫瘍をとって終わりだと思っていたらまさかの結果だったので、治療を選択できる今たくさん本を読んだり自分で調べました。

どうか一人でも多くの人に検診に行ってもらえますように。

明日も良い一日を✳︎